日本各地に眠る良質な古民家を、
小田急沿線に移築し、再活用する。
次の世代に向けた、
新しいライフスタイルの提案。

それが小田急の古民家移築再生、
「KATARITSUGI」です。

古材と新材を組み合わせた住まい。
そこには、
古き良き日本の暮らしがあります。

古き良き日本の暮らし

それは、
時の流れを感じる暮らし。

窓から見える、山々の景色に。
家を通り抜ける、心地よい風に。
慌ただしい日々の中で、
ふと、四季の流れを感じる瞬間があること。

それは、
学びを育む暮らし。

その古材はどこからやってきたのか。
どんな暮らしを支えてきたのか。
暮らしの中に、気づきや学びがあること。

それは、
つながりが生まれる暮らし。

家族との会話が自然と広がり、
人が集い、地域とのご縁が深まってゆくこと。

これからの暮らしの豊かさとは、
これまでの日本の暮らしの中にあります。

Niigata scenery and old folk houses

古民家から、古材を受け継ぐ。

それは、日本の伝統や文化とともに、
古き良き暮らしを受け継ぎ、次の世代に語り継ぐこと。
そんな暮らし方が、ここにあります。

古き良き日本の暮らしを語り継ぐ

古材の魅力

同じものが一つとしてない、
良質で特別な古材。
そこには新材にはない、
さまざまな魅力があります。

経年が生み出す、
美しい色合いと個性

木材は、長い年月をかけることにより、人工では作り出せない美しい色合いへと変化していきます。また、長年の使用や自然の影響によって生まれた独特の「曲がり」や「クセ」があります。これらは一つとして同じものがなく、個性的な表情を持つのが特徴です。古材ならではの変化が、空間に温かみや味わい深さを与え、唯一無二のデザインを生み出します。

新材より強い強度

「奈良の法隆寺の古材は、新材よりも強い」という有名な話があります。時間が経つにつれ、どんどん強度を増していくというのが古材の特徴です。木の内部に含まれる水分がすでに抜けていることで狂いが少なく、安定した品質を保ち続けます。古民家から取り出された木材は、年月を経てもなお頑丈であり、構造材としてとても優れた性能を発揮します。

時間が刻んだ歴史と物語

古材には、かつての建物や暮らしの記憶が刻まれています。100年以上もの間、人々の生活を支えてきた証が残る木材は、新たな用途で使われることで、さらに新しい歴史を紡いでいきます。その背景にあるストーリーを感じることで、素材としての価値を超え、愛着やぬくもりを生み出す存在になっていきます。

持続可能な未来へつなぐ
選択

樹木は成長過程でCO₂を吸収し、炭素を蓄える「カーボンフィグゼーション(炭素固定)」の働きを持っています。しかし、建物を解体し木材を廃棄すると、燃焼や腐敗によってCO₂が再び大気へ放出されてしまいます。古材を新たな建築に活用することは、この炭素の排出を抑え、炭素を長く固定しつづけることで、カーボンニュートラルに貢献することができます。また、新たに木を伐採・加工する際に発生するエネルギー消費やCO₂排出を抑え、環境負荷を低減することができます。

沿線の魅力

海があり、川があり、山がある。
小田急沿線の街には、理想のライフスタイルに応える、
多様な自然環境があります。

海のある街鎌倉、湘南エリア

朝、家族と一緒に海辺を散歩したり、趣味のサーフィンを楽しむなど、仕事も趣味も大切にしたい方に人気のエリアです。海のあるゆったりとした生活を求め、暮らしを始める人も増えています。江の島と富士山の絶景、秋の夕暮れの美しさは、このエリアならではの特別な風景です。海の音と潮風を感じる暮らしは、多くの人を魅了し続けています。

川のある街相模川、酒匂川エリア

春には河津桜が彩り、秋には紅葉が映え、田園風景の向こうには大山や富士山が望める。穏やかで四季を身近に感じられるのが魅力のエリアです。平坦な土地が多く、山の暮らしとは異なる開放感もあります。また、釣り好きにはたまらない本格的な川釣りの環境があり、趣味と日常が融合する生活が叶います。都心へとアクセスもしやすく、自然の中にいながら都市との距離感もあるエリアです。

山のある街箱根、丹沢エリア

リモートワークが進み、駅から遠くても不便を感じない人が増えているのも特徴。農業や牧畜、焚火といった“場所ありき”の趣味を楽しむ人も多く、豊かな時間が流れています。一方で、完全な山暮らしではなく、小田急線があることで必要に応じて都心とも繋がれるのも魅力。静寂と利便性を両立した、ゆるやかな山の暮らしがここにあります。