時をつなぎ、暮らしを紡ぐ。
“古き良き日本の暮らし”の住まい。

長い時を刻んだ古材を再生し、
現代の住まいに息吹を与えます。
家の中心で支える梁は、
160年もの歳月を重ねた古材。
雪深い新潟県阿賀町で、
暮らしを支え続けた良質な古材です。
土間やリビング、しつらえ、庭に至るまで、
古き良き日本の知恵と
美意識を受け継ぎながら、
家族のつながりや学び、
季節のうつろいを感じられる
空間を創出します。
「KATARITSUGI」の暮らしとは、
素材や風景に宿る記憶を大切にし、
次の世代へ語り継ぐ暮らし方。
過去と未来をつなぐ、
古くて新しい暮らしです。

Kaisei-machi model house

家族のつながりを育む、
古材が見守るリビング

リビングでは、この住まいの象徴である約160年もの時を重ねた古材の梁が見守ります。最高天井高5m超の吹き抜けが広がる24.5帖のLDKは、家族時間の中心に。さらにすべての部屋がこのリビングにつながる設計で、家族が自然と顔を合わせ、会話が生まれる“つながりの場”となります。

家族の時間が広がる、
開放感あふれる土間

最高天井高4m超の開放的な空間。リビング、勝手口やパントリーへもつながり、動線にも優れています。アウトドアギアの置き場、子どもとの工作など、自由に使える土間は、趣味や暮らしを楽しむ“もうひとつのリビング”です。

学びが息づく、
趣きあるしつらえ

床材には国産の杉板を使用し、外壁には杉板張り、屋根には安田瓦など日本の伝統家屋の趣が随所に息づいています。さらに約160年もの時を重ねた古材は、かつての暮らしや土地の記憶を静かに語りかけてくれる存在。住まいにふれながら、暮らしの中で自然と“学び”が育まれていきます。

暮らしに季節が息づく、
自然のある風景

外構には、玄関へと続く緑豊かなアプローチ、広がる芝生、そして四季折々に表情を変える植栽を施した庭が広がります。日々の暮らしの中に、季節のうつろいや時の流れを感じるひとときが生まれます。

基本性能House Performance

「KATARITSUGI」の住まいでは、古材を活かしながら、
耐震・断熱・省エネといった基本性能を高い水準で満たし、
日々の安心と快適をしっかりと支えます。

「設計住宅性能評価」と
「建設住宅性能評価」で
【耐震等級2】を取得

大地震にも備えた強さを実現。学校などの避難所にも採用される基準である「耐震等級2」は、建築基準法の1.25倍の耐震力。震度6強〜7相当の揺れにも耐えられる構造です(一般社団法人 住宅性能評価・表示協会による)。

BELSにおける、
住宅の【ZEH水準】評価を取得

BELS(ベルス)とは、建築物省エネルギー性能表示制度のことで、新築・既存の建築物において、省エネ性能を第三者評価機関が評価し、認定する制度です。
「断熱性能6」を満たし、一年を通じて快適な室内環境に。さらに、「エネルギー消費性能☆4つ」を満たし、エネルギー効率にも優れます。

※ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー)と異なり、太陽光発電を導入せず、エネルギー消費性能☆3つ以上かつ断熱性能5以上を達成している住宅をZEH水準といいます(国土交通省「建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度」ホームページより) 。

炭素貯蔵量について

「古材」の利用を通じ、廃棄物削減やCO2の排出抑制につながり、循環型社会の形成を推進します。なお、本モデルハウスで用いた古材を含む木材全体の炭素貯蔵量は、杉の木換算で41本分に相当します(林野庁「建築物に利用した木材の炭素貯蔵量の表示ガイドライン(令和3年10月1日付)」に基づき計算)。

炭素貯蔵量20.5t-CO2スギの木41本分
古材を含む木材全体の炭素貯蔵量
(CO2換算)

物件概要Overview

所在地 神奈川県足柄上郡開成町みなみ3丁目2-3
交通 小田急小田原線「開成」駅 徒歩12分
総戸数 1戸
土地面積 245.6㎡(74.3坪)
建物面積 130.0㎡(39.3坪)
間取り 2(3)LDK
構造・工法 木造平屋(建築基準法上は木造2階建て)・在来工法
施工 建築:株式会社ロックフィールズ
外構:株式会社ランドフローラ

古民家・家主の想いを受け継ぐストーリーブック『家史』

『家史』は、移築元となった古民家の歴史や文化、その成り立ちをひもといた“家の物語”をまとめた一冊です。家の背景や建築の特徴などを丁寧に記録し、再生された住まいのルーツを未来へと語り継ぐための一冊です。