キャリア採用
カルチャー リクルーティング

2022年の6月ごろから始めて、半年以上行っています。まちまちの舞台になった街を中心に、チェーン店よりはその街固有のお店に片っ端から足を運んでいますね。訪問させていただくときは、事業理念の書いてある紙と一緒に自己紹介をして、まずは理念をお話しさせていただきます。その流れで、こんな冊子を作ってまして、ということからお店に置いてもらえないかをお願いすると、皆さん意外と置いてくださるんです。嬉しいですね。私たちも恩返しの意味で、まちまちのインスタで宣伝をさせていただいたり、社内でも共有して足を運ぶようにしています。

皆さんどんな反応をされますか？

理念を語るときに、やっぱり沿線の人も減ってしまっているので、街の皆さんと一緒になんとかしていきたい、という想いを伝えさせていただきます。すると「もっと小田急さんが、リーダーシップを持って街を盛り上げてほしい」と言ってくださる方もいて、その期待に応えたいですね。基本的に、みなさん賛同してくださって、ありがたいです。「すぐ持ってってなくなっちゃったから、新しいのほしいんだよね」と言っていただけたり、インスタでも「置きました！」という発信をしてくださったり。理念を通じて、関係人口が増えていくのを実感しています。

今後はどう活動を広げていきたいですか？

稀有なポジションを担わせていただいていると思いますので、街の皆さん、商店街の方々と街を一緒に盛り上げていきたいですね。インスタも最初は関わりのある方だけでしたが、最近は知らない方もフォローしてくださるようになって、街でご縁がつながっていくことを私自身がいちばん楽しんでいます。1つの施策だけでなく、WEBサイトの「town」や「CONOMACHI+」があることで、より深い取材にもつながって、私たちの知識も広がっていきますし、今後もいろんな施策をやっていきたいですね。

こういった活動も事業理念があることで、とてもやりやすくなったと感じます。不動産というと、どうしてもセールスか、と身構えられてしまいますが、そうではなくて一緒に街を盛り上げる仲間になりたい、という大きな目的のもと会話ができるようになりました。若いメンバーも、理念をしっかり語れることで、1つ大きな軸を持って仕事をしている、ということが信頼にもつながると思います。一方で、お客さまにちゃんとサービスを届けていくのは営業社員の役割です。私たちはあくまで入口ですから、その後のつながりに不備があれば、お客様との信頼関係は一瞬で壊れてしまいます。お客さまとの原体験には、より価値があると思いますので、そこをつくっていける人と一緒に働けたらなと思います。