不動産購入のノウハウ

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独身女性の中古マンション購入+リノベーション。
マンション選びやポイントを解説

独身女性がマンションを購入するのなら、リノベーションを前提に中古マンションを選ぶことをおすすめします。価格が手ごろなうえに、自分好みのリノベーションができるなど、さまざまなメリットがあります。

リノベーションを前提にした、中古マンション選びのポイントを紹介します。

不動産購入 リフォーム・リノベーション

2024年6月7日

目次

購入するなら中古マンションのリノベーションをしよう

独身女性がマンションを購入する場合は金利や住宅ローンの返済、今後のライフプランなどさまざまなケースを想定する必要があります。そのため、独身女性は購入しやすい中古マンションを選び、リノベーションする人が多いようです。

独身女性がマンション購入するにあたって、中古マンションを購入してリノベーションをするのがおすすめの理由を紹介します。

新築より価格が手ごろで購入しやすい

中古マンションは新築よりも価格が手ごろで、購入しやすいのが特徴です。住宅金融支援機構が発表している「2022年度フラット35利用者調査」によると、新築マンションの所要資金が4,848万円なのに対して、中古マンションの所要資金は3,157万円と約1,500万円以上の差があります。

エリアや築年数によっては、新築マンションの半額以下で中古マンションを購入できるケースもあります。

リノベーションで自分好みの部屋にできる

中古マンションを購入してリノベーションをすることで、自分好みの部屋にできます。キッチンを対面に変更したり、和室とリビングをつなげて大空間をつくったり、リノベーションで憧れの間取りにできるのです。

ただし、建物の構造部分に関わるようなレイアウトに変更することは難しいため、事前に自分好みにリノベーションができるか確認しておきましょう。

リノベーション費用も住宅ローンで借りられる

中古マンションを購入する際の住宅ローンに、リノベーション費用を組み込むことが可能です。リフォーム工事単体の場合は通常リフォームローンを組みますが、金利が比較的高くなる傾向があります。そのため、購入費用とリノベーション費用を、まとめて住宅ローンにできるのは大きなメリットです。住宅ローンとリフォームローンの違いは、以下のとおりです。

住宅ローン リフォームローン
金利相場 0.5~1% 2~5%
借入上限目安 1億円 500~1,000万円
借入期間 最長35年 最長15年

物件の資産価値を上げられる

価格が落ち着いた中古マンションをリノベーションすることで、物件の資産価値を上げることが可能です。将来的に結婚や出産、転勤などで引っ越す場合は、中古マンションを売却あるいは賃貸することになります。

しかし、中古マンションの内装が古いままだと、有利な価格で売却したり賃貸にしたりできません。リノベーションは単に住み心地が良くなるだけでなく、マンションの価値を高めて将来の予測できない事態に対応しやすくする効果があります。

新築よりも物件数が多く、エリアを細かく選べる

都心と郊外のどちらを選ぶかによって異なりますが、中古マンションのほうが新築より数が多く、それだけ好きなエリアを細かく選ぶことが可能です。

最寄り駅からの距離が近く、スーパーや病院も徒歩圏内にあるエリアに住みたい場合、中古マンションのほうが見つかりやすくなります。選択肢が増えると迷いやすいため、価格やエリア、広さなど譲れない条件を事前に決めておくことが大切です。

購入するならこんな中古マンションがおすすめ

リノベーションを前提に購入するなら、どういった中古マンションが良いのでしょうか。中古マンションを購入するときに、チェックしておきたいポイントを紹介します。

こんな間取りがおすすめ

独身女性におすすめの間取りは、利便性の高い場所に建てられることが多い1LDKです。周辺に夜遅くまでやっているスーパーや飲食店があれば、仕事終わりにも立ち寄れます。最寄り駅に近いほど人通りが多くなるため、治安面でも比較的安心です。

また、1LDKのマンションは資産価値が落ちにくい傾向にあります。女性の未婚率は上昇していることから、今後も1LDKの需要はさらに伸びていくでしょう。資産価値が落ちにくければ売却時にも高く売れる可能性があります。

築20年~が狙い目の理由

築20年の中古マンションは、資産価値の観点からおすすめです。マンションは建ててから年月を経るにつれて資産価値が落ち続け、築25~30年で底値になる傾向にあります。底値に近いタイミングで購入できれば、その後の値下がり幅が低いので、自身が売却するときとの差額が少なくなります。

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※出典:東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)

管理規約の制限が厳しすぎない

マンションを購入するときは、管理規約の確認が重要です。管理規約にはマンションの運営や入居後のルールなどが記載されており、内装工事についても記載があります。管理規約で制限されて、フローリングの変更や水まわり設備の移動ができないケースも少なくありません。

リノベーションができても、建材の種類や色が細かく指定されている場合もあります。自分好みのリノベーションができるかどうか、購入前に不動産会社に相談して管理規約を見せてもらいましょう。

新耐震基準かどうか

リノベーションを前提に中古マンションを購入するときは、新耐震基準かどうかを確認しましょう。マンションは新耐震基準と旧耐震基準のどちらかに従って建てられており、旧耐震基準が震度5程度の地震にしか耐えられないのに対して新耐震基準は震度6~7まで耐えられるように建てられています。

旧耐震よりも新耐震のほうがより厳しい基準をクリアしているため、より安心感があります。新耐震基準が適用されているのは1981年6月以降に建築確認を受けたマンションです。地震による被害が不安な場合は、新耐震基準で建てられたマンションを選びましょう。

シングルライフが楽しくなるリノベーション

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独身女性が暮らすにあたって、どのようなリノベーションをするのが良いのか、リノベーションの例を紹介します。

オープンキッチンで友人と料理を楽しむ

女性のシングルライフをより楽しめるリノベーションのひとつに、オープンキッチンの導入があります。オープンキッチンはリビングとキッチンを一体化させた間取りのことです。

リビングルームとキッチンを一体化することで、開放感のある、大勢の人たちと料理を楽しめる空間づくりができます。料理をしながら会話を楽しむなど、リラックスした時間を過ごせるでしょう。

オープンキッチンを取り入れることで、日常の食事づくりだけでなく、ホームパーティーや友人とのクッキングイベントなど、さまざまな楽しみが広がります。

洋服選びが楽しいウォークインクローゼット

独身女性がシングルライフを充実させるために、ウォークインクローゼットの設置も魅力的です。ウォークインクローゼットは洋服やアクセサリーを整理しやすく、毎日の服選びを楽しい時間に変えます。

さらに、洋服やシューズが見渡せるため、おしゃれなコーディネートが簡単にできるでしょう。

猫と暮らせるキャットウォーク

ペット愛好者のシングルライフにおすすめなのが、キャットウォークの設置です。キャットウォークは猫の通り道のことで、一般的に高所に設置することが多いです。猫との共同生活がより楽しく、かつ猫がストレスなく過ごせる環境をつくれるのがメリットです。

キャットタワーなど市販されているものもありますが、壁にステップをつけたり、天井間近にはりをとおしたりするのは、リノベーションを行う必要があります。

理想の物件探しやリフォームは小田急不動産まで

理想の物件を探して購入し、かつ自分好みの物件にリフォームする。一見するととても大変な作業に感じるかもしれません。

しかし、小田急不動産であれば、物件のご提案からリフォーム工事までを一貫して行うワンストップリノベーションをご提供しており、最初から最後まで責任を持って対応します。

お客様のご希望に沿った住まいの提案と、具体的な費用のお見積もりを迅速かつ丁寧に対応いたします。中古マンションの購入とリフォームのことなら小田急にお任せください。

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